山中湖から御殿場の
やまぼうしオートキャンプ場を目指した。
広いところで富士山を眺めながら、ゆっくりデイキャンプをしたかったのと、冬キャン用の下見を兼ねてキャンプ場を探した。最初は、同じ御殿場にある富士すそのファミリーオートキャンプ場に行くつもりであった。ドッグランもあり一石二鳥と思って問い合わせをしたところ、この時期平日は芝生の養生のためお休みで週末のみの営業であった。
結局、平日もやっているやまぼうしキャンプ場に行くことにした。ドッグランはなかったけれど、犬飼キャンパー御用達の芝生のきれいなキャンプ場と聞いていたので以前から興味のあったところである。キャンプ場に着くと管理人は留守にしており連絡先が書いてあった。早々に連絡するとすぐに行くのでサイトを選んでおいてくださいと言われた。
サイトに車を乗り入れたところ芝生がメチャクチャきれいに刈り込まれており、車で進入するには忍びない感じであった。ゴールデンを連れた先客グループがいた。ゴールデンがもう一匹とビーグルらしきワン達が楽しそうに遊んでいた。先客から少し離れたサイトに陣取った。
今回、タープはいらないと思っていたが日差しが強く気温も高く、一応持ってきていたカーサイドタープを張った。ここ何年も使ってなかったため、張るのに少し時間がかかってしまった。
お腹が空いたのでまずは、腹ごしらえ。今回は珍しく手作り弁当持参であった。メニューは、おにぎり、手羽元と卵を煮た奴と、白モツの煮込みを食べた。居酒屋メニューちっくで、ビールが飲みたくなったが我慢をした。
angieはノーリードにしていたのだが、laylaはどこかに行ってしまって皆さんに迷惑をかけるのでロングリードをつけた。
ただし、周りには誰もいなかったので2本のロングリードを繋いでいたので30mくらい(以前は40mあったのだが、laylaの奴が何度か噛み切って短くなっていた)はあったのでそこそこ楽しそうであった。
いつの間にかmamaさんは、シートと毛布を持ってきて蓑虫のようになって寝に入っていた。
angieが珍しいことにmamさんの脱いであったサンダルを盗んで来て、とてもうれしそうに抱え込んでガジガジしていた。さっきもlaylaにつけるロングリードを珍しく咥えて走り回っていた。どうやら、laylaだけが繋がれていたので、これ見よがしにlaylaに見せびらかしていたようであった。
ふと気が付くと向うから人が我々の方へ近づいて来るのが見えた。angieを押さえmamaさんをおこし、リードを取ってもらい繋いだ。どうやら、やまぼうしのオーナーさんご夫婦のようであった。
ノーリードで遊ばせていたので注意を受けるのかと思っていたところ、「ラブちゃんが見えたので会いに来ました」と言われた。
話しを聞くとオーナーさんもラブを3匹飼っていて、しかもイエロー、黒、チョコの3色揃っているとの事であった。3匹とも男の子のようであった。いろいろ話しをしている中で凄かったのは、キャンプ場で離して遊ばせていた時に鹿が出てきてそれを見つけた2匹が襲い掛かってしまったという話であった。結局鹿さんは、食べてしまったそうである。えっ!と言うと慌てて人間が、食べましたと付け加えていた。
その他に脱走の話とかもしていてもっとお話をしたかったのだが、残念なことに他のキャンパーに呼ばれて行ってしまった。ラブ飼いというだけで親近感が沸き、良い人に見えてしまうのは、不思議なものである。
午前中、山中湖では富士山がきれいに見えていたのだが、キャンプ場に着いたときは雲に隠れていた。残念に思っていたのだが、夕方になってやっと少し姿を現した。
3時を過ぎ、段々気温が下がってきたので、撤収することにした。「山中湖に行かずに、朝からここで良かったかも」と言いながらあっという間に終了。デイキャンプは簡単なものである。
名残惜しかったが、キャンプ場の近くにある
山崎精肉店の金華豚や馬刺しも次回是非食べたいので12月の平日に休み(またかよ!)を取ってキャンプに来ることにし、最後の目的地の御殿場のアウトレットに向かった。閉店の7時まで目いっぱい買い物をし(mamaさんが)、東名回りで帰路に着いた。あっという間家に着き、所要時間は1時間半であった。おまけにETCの半額割引も使え、800円台で帰ってこれた。
今回は、弁当も持参し、お得な日帰りツアーであった。最後のお買い物さえなければ・・・