2010年 09月 18日
催吐薬
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適応は、「タバコ、医薬品等の誤飲における催吐」であり、灯油・ガソリン等の石油抽出物、コカイン等の麻薬や突起のある異物の時は禁忌(ダメ)である。通常は胃洗浄の前に使用するんだけど、吐き気を催すまでに時間がかかるので最近ではあまり使ってないって聞いたんだけど、どうなのかな?
イヌの場合はと、調べてみたら適用となる催吐薬は・・・ありませんでした。
催吐薬の代わりに使ってるのが、オキシドール。ただし、イヌにに飲ませるのは至難の業のようで気管に入ると大変なので食道にチューブを挿入して、飲ませる方法が取られてる見たいなんだけど、胃がかなり荒れるようです。作用は何かなと思っていたんだけど、どうやら単純に胃の中をアワアワにして吐かせるんだって!そりゃー気持ちも悪くなって吐くわな~(笑)
前に小耳に挟んだことがあったので、先生にもしかしたら「トランサミンですか?」と聞いたところ「良くご存知で!」と笑いながら答えが帰ってきました。治療薬マニュアル(注:薬剤師の薬のバイブル(笑)これがないと仕事になりません)とか、ネットで検索しても出てこなかったけど、やっぱりトランサミンが使われてるんだ~と感心。
大体なんでこんなことを調べたかと言うと我が家にはとっても身近なんで・・・元々laylaがキノコを食べて中毒を何回か起こしていますので・・・飼い主としてはダメダメなのだが、中々食べるのを止めさせることは難しいので、せめて何か対処法をと言うことだったんだけど、残念ながらトランサミンは内服では効果がなく注射じゃないとダメだし(効果は抜群で注射をしてすぐに吐いてびっくり!)、食塩はなんだかな~だし、唯一残されたのはオキシドールで飲ませるのは難しそうだけど、取り敢えず緊急時の応急処置に良さそうなので常備することにしました。
おまえだけは、マネするなよ~
by angielayla
| 2010-09-18 11:24
| 薬の話し