2006年 10月 05日
野反湖キャンプ場 2日目
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夜中の雨と風が嘘のようにおさまっていた。前夜早く寝た(8時ごろ)ので、キャンプでは珍しく夜明け前に目が覚めた。段々と山に太陽が昇ってきた。日の出を見るのは久しぶりのような気がした。とてもすがすがしい朝である。
天気も良いし、せっかく早く起きたので8時前には、サイトを出発した。目指す目的地は、エビ山を経由してカモシカ平。約3時間半のコースである。
しばらく登ったところで振り返って見ると眼下に広がる景色はとても良いものであった。犬達はというと、アンジーはとぼとぼ体力温存型、レイラは無駄なエネルギーを使うタイプで先に行ったかと思えば走って戻ってきて、また直ぐに行ったりの繰り返しであった。
キャンプ場から登り始めて30分を過ぎてきた頃から道が林の中になり、前日の雨のせいでぬかるみがだんだん多くなり、しまいには底無し沼の様に足がめり込んで普通の靴ではとても歩ける状態ではなくなってしまった。しょうがなくカモシカ平は断念することにした。
出発前に見たパンフレットには、2,000m級の山登りなのでそれなりの装備をし、天候の急変等に備えることと注意書きが確かにあった。2人ともそんなそれなりの装備は当然している訳がなく、散歩バックにスニーカーであった。
後日、登山をする知人に聞いたところ3年位前にエビ山で親子連れが遭難し、大騒ぎになったらしい。でも知人曰く、カモシカ平は、この世のものとは思えない素晴らしい草原が広がっているとのこと。釣りと同様次回のお楽しみとすることとした。
気を取り直して、野反湖一周コースに変更することにした。一周約13kmあり、やはり3時間半のコースであった。遊歩道が整備され景色がすばらしく、とても歩きやすいコースであった。犬たちは、目の前の水を見て泳ぎたくてしょうがないらしく歩きながら鼻をピーピー鳴らしていた。
湖に続く獣道にさしかかったところでついにレイラが脱走し、一目散に湖に入ってしまった。諦めてアンジーも離してやり、しばらく湖畔を進むことにした。もちろん犬たちは、泳ぎながらついて来ていた。
野反湖は、まるでヨーロッパの山上湖のようであった。行ったことは、ないけど。
丁度、湖畔コースの中間地点にあたる富士見峠でママがトイレに行ったのを見て、レイラがわんわん吠えていたら、高山植物パトロール隊の方に犬は吠えさせない方がいいよと注意を受けてしまった。何故かと言うと、熊が威嚇をされたと思い襲ってくるらしい。レイラがまたまた吠えてしまい、建物から先ほどの方が出てきて、さっきもすぐ下に熊が出たからと再度注意をうけてしまった。
そうそうに出発したもののその後、レイラが吠えるたびに熊が出てきそうで、2人で吠えるたびに声を裏返して怒鳴っていた。まったく、レイラの奴め!
今年は、熊の出没が大変多いらしく、会う人会う人さっき熊に会ったと言っていた。後日キャンプ場のホームページを見たら、熊の出没頻度が多く、しばらく閉鎖していたとの記載があった。残念な(?)ことに結局熊には遭遇しなかったが。
昼の1時過ぎにサイトにたどり着いた。ビールを飲みながら昼食を食べ、まったりしていたら、突然「東京都××市からお越しの△△さ~んお電話がかかっておりま~す。管理棟までおいでくださ~い」とアナウンスがあった。
俺の名前だ!誰からだ?誰か死んだか?何だ?色々想像したがわかる筈もなく、あわてて皆で管理棟へ向かった。ここのキャンプ場は、携帯電話は一切通じず、衛星電話のみが連絡手段であった。
管理棟で名前を告げると「職場から、お電話です。3時までに連絡が欲しいそうです。」午前中から、何度かアナウンスをしていたらしい。
衛星公衆電話で連絡をした。今日が期日の仕事をひとつ忘れていたらしいが、既に解決していた。申し訳ないと謝り、電話を切った。誰も死んでいなかったという安心感と脱力感、ビールを飲んだ後にアップダウンの道を15分かけて急いで来た為に電話を切った後に気持ちが悪くなってしまった。まあ、自分が悪いのだから、仕方ががないと納得。
この日も早く寝たのは、いうまでもないことであった。
天気も良いし、せっかく早く起きたので8時前には、サイトを出発した。目指す目的地は、エビ山を経由してカモシカ平。約3時間半のコースである。
しばらく登ったところで振り返って見ると眼下に広がる景色はとても良いものであった。犬達はというと、アンジーはとぼとぼ体力温存型、レイラは無駄なエネルギーを使うタイプで先に行ったかと思えば走って戻ってきて、また直ぐに行ったりの繰り返しであった。
キャンプ場から登り始めて30分を過ぎてきた頃から道が林の中になり、前日の雨のせいでぬかるみがだんだん多くなり、しまいには底無し沼の様に足がめり込んで普通の靴ではとても歩ける状態ではなくなってしまった。しょうがなくカモシカ平は断念することにした。
出発前に見たパンフレットには、2,000m級の山登りなのでそれなりの装備をし、天候の急変等に備えることと注意書きが確かにあった。2人ともそんなそれなりの装備は当然している訳がなく、散歩バックにスニーカーであった。
後日、登山をする知人に聞いたところ3年位前にエビ山で親子連れが遭難し、大騒ぎになったらしい。でも知人曰く、カモシカ平は、この世のものとは思えない素晴らしい草原が広がっているとのこと。釣りと同様次回のお楽しみとすることとした。
気を取り直して、野反湖一周コースに変更することにした。一周約13kmあり、やはり3時間半のコースであった。遊歩道が整備され景色がすばらしく、とても歩きやすいコースであった。犬たちは、目の前の水を見て泳ぎたくてしょうがないらしく歩きながら鼻をピーピー鳴らしていた。
湖に続く獣道にさしかかったところでついにレイラが脱走し、一目散に湖に入ってしまった。諦めてアンジーも離してやり、しばらく湖畔を進むことにした。もちろん犬たちは、泳ぎながらついて来ていた。
野反湖は、まるでヨーロッパの山上湖のようであった。行ったことは、ないけど。
丁度、湖畔コースの中間地点にあたる富士見峠でママがトイレに行ったのを見て、レイラがわんわん吠えていたら、高山植物パトロール隊の方に犬は吠えさせない方がいいよと注意を受けてしまった。何故かと言うと、熊が威嚇をされたと思い襲ってくるらしい。レイラがまたまた吠えてしまい、建物から先ほどの方が出てきて、さっきもすぐ下に熊が出たからと再度注意をうけてしまった。
そうそうに出発したもののその後、レイラが吠えるたびに熊が出てきそうで、2人で吠えるたびに声を裏返して怒鳴っていた。まったく、レイラの奴め!
今年は、熊の出没が大変多いらしく、会う人会う人さっき熊に会ったと言っていた。後日キャンプ場のホームページを見たら、熊の出没頻度が多く、しばらく閉鎖していたとの記載があった。残念な(?)ことに結局熊には遭遇しなかったが。
昼の1時過ぎにサイトにたどり着いた。ビールを飲みながら昼食を食べ、まったりしていたら、突然「東京都××市からお越しの△△さ~んお電話がかかっておりま~す。管理棟までおいでくださ~い」とアナウンスがあった。
俺の名前だ!誰からだ?誰か死んだか?何だ?色々想像したがわかる筈もなく、あわてて皆で管理棟へ向かった。ここのキャンプ場は、携帯電話は一切通じず、衛星電話のみが連絡手段であった。
管理棟で名前を告げると「職場から、お電話です。3時までに連絡が欲しいそうです。」午前中から、何度かアナウンスをしていたらしい。
衛星公衆電話で連絡をした。今日が期日の仕事をひとつ忘れていたらしいが、既に解決していた。申し訳ないと謝り、電話を切った。誰も死んでいなかったという安心感と脱力感、ビールを飲んだ後にアップダウンの道を15分かけて急いで来た為に電話を切った後に気持ちが悪くなってしまった。まあ、自分が悪いのだから、仕方ががないと納得。
この日も早く寝たのは、いうまでもないことであった。
by angielayla
| 2006-10-05 23:01
| キャンプ